shopify制作者になる為に必要な事

shopify制作者になる為に必要な事

shopify制作の仕事は稼げるのか?と言う問いの答えは

「イエス」

で間違いありません。

実際にリキッドマスターズにはこれまでに100名以上の参加者がおりますが、人気の秘密はスクール機能とコミュニティ機能両方が両方あり、そのスキルで実際に稼げている方が沢山いて、その「口コミ」のおかげで発足1年以上たった今も、人気でいられています。

またその中で月商で100万円越を達成している人と言うのもまぁまぁ沢山いらしゃって

  • 「時給7000円超えました」
  • 「初の時給万越えを体験しました」
  • 「1案件で100万超えました」

こう言った話も実際によく聞きますし、私自身の体感でも「時給万越え」はさほど難しいラインではないよなぁ。と言うのが現状ではないでしょうか。

これがほとんどの場合「shopify未経験」の人たちが達成している事実が、目の前にあるわけですから稼げるのは事実です。

そんな稼げるようになる為には何が必要なのか?ちょっと駆け足ですが要素とをご紹介させて頂きたいと思います。

 

目次

 

絶対的な構築スキル

まずは何より必要なのは絶対的な構築スキルですよね。

shopifyの開発の場合、特にliquidと言う専用の言語があります。これを使えるかどうかはかなり大きな差になっていて、リキマスが人を増やしても全体の仕事量に対しては微々たるものなので相変わらずの人手不足感は凄いです。

「ノーコードでshopify制作をして稼ごう」

と言うノリの広告やスクール系も見聞きしますが、結局liquidが出来なくて、要望に応えきれない・・・やりたい事が出来ない。と言う悩みを抱えることがほとんどで、クレームに発展するケースも、ままあります。

結局、躓く原因はいつも「liquid」である事が多いのではないでしょうか?

実際の現場でもliquidがわからず、詰まってしまう制作会社さんも、実は相当数います。

僕の所に知らない制作会社さんから連絡が入る時は大体「炎上中の案件」を抱えていて、最後の砦と思って声掛けしていただくパターンですからね。

liquidなしでshopifyの開発は必ず限界を迎えます。

こう言った「スキル」の部分は当然、独学でも頑張れば学べるし、スクールなんかに入ってしまえば、手っ取り早く知る事が出来ます。

もっと遠く離れてReactベース(hyerogenベース)で開発するからliquidはいらない!と言う開発手法も、今はなくはないですが、そこまで出来る人はわざわざshopifyフリーランスを目指さなくてもいいと思いますよ。年収1000万を余裕でもらえるエンジニアさんなので、この記事に興味はないと思われます。

shopify制作者になる為には、まずは「liquidの習得」に関しては絶対的に必要になる要素だと言う事はおさせてください。

付随するスキル

liquidは書けるようになるとして、そもそもそれを使いこなすためには大前提としてホームページが作れるスキルは必要です。

超凄いコーダーさんである必要はないですが、普通にデザインカンプからホームページを作り上げるスキルぐらいは必要になります。そうしないとliquid使えても、見せることが出来ませんので。

次いでJavaScriptも最低限の事は理解できていないと詰まる原因の1つになります。ググりまくっていいので、ホームページに使うような

・スライダー
・タブ切り替え
・FAQでよく見るトグル

ぐらいは実装できるスキル感は必要になってきます。このスキルが高い方が仕事の幅は当たり前ですが増えます。またJSがらみは単価も取りやすいので、単価アップ的には必須な要素にはなってきますね。

 現状はこれでも十分食える

この辺りのスキルが身についていれば現状は間違いなく仕事にありつけます。だってどこの制作会社さんも人手は大きく足りていません。

shopifyエキスパート企業さんの中にも「実はshopify出来る社員エンジニアが1人しかいない」なんて企業さんも結構見かけます。

そういう企業さんは当然ですが依頼数に対して、エンジニアが不足しているので常に人手に困っていると言っても過言ではありません。

ですから、スキルさえあれば現状は十分に食っていけると思います。

具体的に数値を上げると、このスキルだけでも月50万円を安定させる事は、難しい事ではないと思います。

 

普通のビジネススキル

スキルだけでも現状は食っていけますが、さらに上のステージとなると当然、制作会社さんからもらうお仕事よりも自分で直接依頼を受けるいわゆる「エンド」からのお仕事の方が単価が高いです。

shopify制作と言うのは「お店作り」です。

そう思うと、もしエンドからの仕事を受けた場合に必要なスキルと言うのは圧倒的に「普通のビジネススキル」になってきます。

当たり前の営業が出来て、当たり前の応対が出来て、当たり前の書類づくりやお金のやり取りについて考えらえれる、普通にビジネスをしている時に必要な要素たちは大前提で必要です。

その上で、お店を作ると言う事はなんなのか?

をしっかりと考え抜ける力も必要になってきます。

 

お店ってなんでしょうか?

「出店したら満足!明日から何しよっか~?」

と言う物でしょうか?当たり前ですが答えは「ノー」ですよね。

 

お店である以上出店したからには「売上」を上げて、出店するまでにかかった経費は早く黒字化したいし、黒字化はゴールでもなんでもなくて、将来的には投資した額を何倍にもして取り返す極普通のビジネスです。

エンドに提案する際には絶対的に必要な「明るい未来を提案してあげる力」が必要になってきます。

その提案の説得力を持たせる材料と言うのは出来れば「数値」ですが、数値化までするのは正直、かなりのスキル感は求められます。

そこまで出来ずともお客さんが納得してくれて「この人とやってみよう」と思ってもらう事はめちゃくちゃ大事です!

当たり前ですがこれを忘れて「制作」の事にばかり気を向けていると、いい提案は出来ないので、しっかりと「普通のビジネス」としてお客さんが成立する状態に、なれるようなお手伝いを心がけましょう。

 

営業しないと仕事はない

上の章で「当たり前の営業」とあえてサラっと書いてみたのですが、元々営業マンでもない限り、フリーランスを目指す多くの人にとって、この「当たり前の営業」が物凄く大きなネックになって来るのではないでしょうか?

当たり前の営業」って何でしょう?

営業は物を売るのが仕事な訳で、それ以上でもそれ以下でもないです。その物を売る過程で、お客さんの共感を得て売るとか、お客さんにお得に感じてもらって売るとか売るまでのプロセスはいくつもあるでしょう。

しかし、その工程がどうであれ、最終的には売れて初めて成功です。つまり「当たり前の営業」って言うのは物を売るって事です。当たり前でしょ?

でも、営業しなかったとして売れるでしょうか?

もう少し日常に目線を移してみると、何も看板のない建物がお店だったとして(もちろんネットの情報もないとします)、そこを店と認識して入る可能性はありますか?

当然ですが絶対に入りません。

その店の店主が「なんでお客さん来ないんだろ?」って感じてたとしたら、どう思いますか?

「いや、当たり前だろ」

としか思いませんよね。

営業しないと言うのは完全にこれと同じです。

私はここにいますよ!ここにいて、shopifyでサイト制作をしてるんです!

を伝えないと絶対に仕事は来ません。だからプロセスはなんだっていいんです。知ってもらわないと絶対に仕事は来ないので、何が何でも知ってもらって下さい。

営業すると言う気持ちではなく「知ってもらう行動」なんだな。言う気持ちぐらいで挑めば少しは気が楽になりませんか?

誰もが想像するような「ぐいぐい押していく」営業スタイルは、shopify制作でそれなりのスキルを持っている場合は必要ありません。(やった事ないです)

需要と供給のバランスが釣り合ってない業界・・・俗に言うブルーオーシャンの状態ですから、まずは知ってもらう作業さえ出来れば、仕事にありつく事は出来ると思います!

後は同じように知ってもらおう、としているライバルがいる事も多少は意識しましょう。そのライバルよりもどうやったら「よく見えるか」をお客さんの立場になって考えてみてください。

相手はあなたの事も、あの人の事も知らない。でも「あなた」か「あの人」のどちらかを選ぶわけです。

フリーランス同士がライバルになって100%勝てない可能性なんて絶対に有りません。例えば僕がライバルだとして、勝てそうな要素を想像してみましょう。

絶対に勝てる要素があるのに気が付くと思います。

 

答えから言ってしまえば「単価」と「業種」です。

あなたがshopify制作の初心者だとしたら、おそらく大きな単価では見積もる勇気まだ出ないでしょうが、確実に僕より安い単価をお客さんに提示できるはずです。

それってお客さんには結構メリットありますよね?

勿論、高い単価で受注したい気持ちはわかりますが、初心者の段階では単価はかなりいい武器です。

よく「お客さんにとって、あなたはプロだから」なんて言う言葉で、初心者感を出すな!なんて話も聞くかと思いますが、営業マンの世界では4~5月の新卒サラリーマンが最初に上司に言われるのは

「新人です!買って下さい」

これはこの時期、かなり有効だからガンガン使え!って言われます。

そう言えば「新人なんで買って下さい」って言う営業方法聞くじゃないですか。別にフリーランスがそれしちゃダメな理由は何もないですからね。

 

もう1つの勝ち筋「業種」って何かと言うと「今までの経験」と言い換えてもいいと思います。

特に社会経験のある人は自分が今までやっていた仕事です。例えば古物商で働いていたとします。

僕は古物商で働いた事が無いので、古物商の事はさっぱりわかりません。shopifyの事は判ります。

でも、古物商で働いていた人はshopifyは初心者でも古物商のプロではあります。これは決定的な差ですよね?

shopifyの制作その物よりも古物商のプロであることが、そのプロジェクトでより大きなメリットに変換できる可能性は大いにあります!業界特有の専門用語。その業界だからこそわかる顧客心理。こう言った部分は絶対的に勝ち目があるポイントです。

 

別に社会経験がない場合でも有効で、趣味の世界も大きな要素ですよ。僕は逆立ちしても「ガンダムマニア」の心理は判りませんから、ガンダムマニアが欲しがる要素がわかりません。

ガンダムマニアの人にはそのマニアの購買心理が予想できるはずです。多分サイト作りながら「これ僕にも1体買わせてくださいよぉぉおおお」なんて限定モデルの交渉に走るかもしれません。

それでもおそらくその気持ちが理解できる人が制作してくれる。と言うのはオーナーにとって途轍もないメリットかもしれません。

どうです?別に相手が僕(むーさん)でも勝てる時は勝てる!って言う事がわかったかと思います。

 

まとめ

ここに書いた事が全てではないですが、ざっくりと方向性を見定める要素として何を念頭に置くべきか?と言うのは少しは判るような内容かと思います

  • 構築スキル
  • 普通のビジネススキル
  • 当たり前の営業

これだけ出来れば、とりあえず仕事を得る事が出来て、shopify制作者として食っていく事には困らないでしょう。

いやいや、その1つ1つが難し!と思っても絶対に必要な要素で、どれも落と事は出来ません。

営業外注すればよくない?構築外注すればよくない?

そう言う人もいるでしょうが、それって「鶏が先か、卵が先か」でそもそも外注する金銭的な問題も発生するはずです。

最後には少し厳しい事を言って締めますが、結局これが出来ている人だけがフリーランスとして生き残っているのも事実です。

現実から目を背けても明るい未来は待っておらず、フリーランスとして食っていくのは常に1発勝負みたいな所があります。

だって大きなミスを犯した時、その後にどんなに糞対応して怒られたとしても、会社員なら次の仕事が勝手にやってきます。

ですが、フリーランスの場合はただ2度と声がかからないだけです。待っていても仕事は来ません。良い仕事をすれば、また仕事をもらえる可能性は沢山ありますので、3つのスキルがちゃんとある人にはその内「営業」が必要なくなって来る事もあります。

いい仕事されば口コミも広がったりしますし、逃がしたくないから仕事で繋ごうともしてくれますしね。

難しい事にでも、ちゃんとチャレンジしていける人が、フリーランスとして生き残っていける人です。

先は長そうに見えるかもしれませんが、長くかかっても1年ぐらいあれば成果が出る可能性は高いです。それはまだまだ市場に伸びしろがあって、需要と共有のバランスが揃うような兆しもないからですね。

頑張れさえすれば仕事ない訳ない!と言う業界ですので、腐らず続けられればかなりチャンスは大きいですよ。他の仕事ではこうはいかないと思いますので、是非この糞長い話と「リキマス」の存在をコッソリ覚えておいて頂けますと幸いです。

 

むーさん

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