フリーランス shopify制作者
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shopify制作をフリーランスとして、どうやって仕事をこなしていくのか?
と言う事に疑問を持たれている方も多いと思いますので、今日は
どんな仕事がフリーランスとして存在するのか?
について、大きく分けると2つあって、それぞれ獲得の方法は違うけど
共通して必要な要素があるぞ!と言いう事を書いてみました。
これさえ読めば、shopifyを覚えたあとにどうやって仕事を
取っていくのか?がイメージしやすくなとおもいますよ。
大きく分けると2つの仕事
冒頭でも言いましたが、大きく分けると仕事は2つです
- エンドから直接受ける仕事
- 制作会社から受ける仕事
の2つになります。
これだけ書いてもよくわからないと思いますので、
それぞれについても書いてみますと
・「エンドから直接受ける仕事」
と言うのは、ネットショップ(ECサイト)を作りたい
会社や個人から直接依頼を受けてお仕事をするパターンです。
最終的(エンド)なお客さんと言う意味で「エンド」と言うわけです。
中間マージンが発生しないので、制作会社さんから仕事をもらうよりも
高単価になりやすい特徴がありますが、その反面「お客さんどこー?」と
営業に労力を割く事にはなります。
マグロがいないかもしれない大海原で単身獲物を探す
「マグロの1本釣り漁師」
に近い部分があるのかもしれません。
・「制作会社から受ける仕事」
と言うのは、WEB制作会社さんがエンドから受注している仕事を
自社のリソースでは足りない為、フリーランスに対して外注しているお仕事。
と言うことになります。
こちらはエンドをマグロ1本釣りに例えちゃったので、
そのまま「漁師」縛りで解説すると、魚がいそうな漁場は
大体目星がついているので、そこに向かってる
人手が足りなそうな漁船を見つけて声をかけて行くようなイメージです。
わかるようなわからない様な・・・・
何とも独特の例えになっちゃいましたが、
なんとんなーくわかりますかね?
要は自力で漁船を出すか、漁船の乗組員として仕事するか?
の仕事の差がある感じです。
エンドから直接お仕事をもらう
獲得方法は色々あります。まず一番簡単かつ出来そうな方歩で筆頭なのは
★「知り合い」
になります。お友達ば多ければ多いほど有利です。
本業で営業マンやってる場合なんかは、営業先の悩み的に
「あれ?ECサイト無いけど向いてそうだよな?」
ってお客さんがいたら、思い切って
「僕、ECサイト作る勉強してるんですけど・・・」
と声掛けしてみるのも、真面目にありです(本業の会社に怒られないように)
簡単に獲得できる反面、意外とわがままな要望になったりもするので
人間関係が壊れないようにはマジで注意して下さい!
★「クラウドソーシング」
続きましてよくあるのが
「ランサーズ」「クラウドワークス」「ココナラ」等の
クラウドソーシング系サイトです(以下 CS)
CS系サイトでもココナラが圧倒的に案件数は多いと思いますが、
単価が低くなりがちなのも否めません。
ランサーズ、クラウドワークスの方がまだ高めですかね。
僕自身は圧倒的にフリーランスとして初期の頃は
CS系からのお仕事が多かったです。
ここでの仕事獲得はとにかくライバルが多いので
「ライバルとの差別化」が最重要です。
ぶっちゃけ初期の頃はほぼ「単価」が勝負どころ。
そして、僕はそれでいいと思ってます。
初期には単価どうこうよりも
「経験値」が稼げることの方が重要です。
経験値さえ積めば次回はその「経験値」が
差別化要素その物に変わってきます。
そうすればおのずと、初期よりかは高単価で
お仕事が貰えるようにはなってきます。
★「完全なオフライン」
完全に外から取ってくる仕事で、知り合いでもCS系でもない場合
まったく知らない世界からお仕事を頂く事になります。
この方法のいい所は「高単価」な仕事が貰える可能性が高い事です。
だって「中間マージン」とか「知り合いだからまけてよ」が
無い世界ですからね。
ただし、冒頭でも言ったように圧倒的に
お客さんを探す難易度が高い
のがこの方法の問題点です。
1人で制作から営業までをこなさなきゃいけない段階ですと
・営業に割く時間を捻出すると、制作が進まない。
・制作してると次の仕事が無い!!
と言うジレンマに陥る事になります。
個人的には完全オフラインエンドは相当スキルに
余裕が出てきてからがおススメです。
ゴリゴリに営業強い方で最初からやろうとする方もいますが
shopifyの日進月歩のスピード感だと制作もある程度
常に触ってないと、マジで置いて行かれます。
あと、CS系で見つけるお客さんよりITリテラシーが低いケースも多いです。
CS系で見つけるお客さんはCS系サイトが使えてる時点で、
IT音痴と言うほどではありません。それなりのリテラシーがあります。
失礼な言い方にはなってしまいますが「IT音痴」なお客さんは
クライアントワークにも大きな作業量がかかります。
下手すると制作時間そのものよりも、はるかに時間を使う。
そんな事も念頭に置いて仕事を受ける必要があります。
ので、制作に対して不安が無いぐらいのスキルを得て
ある程度人に仕事を任せつつも「最悪自分で何とかなる!」
クライアントワークもさばけるぞ!
と言う状態になってからやらないと・・・
はい。炎上している所をよく見ます。
大きく分けるとエンドでも3つの仕事の取り方がある事が
何となくわかったかと思います。
制作会社からお仕事をもらう
制作会社さんからお仕事をもらう方法はとして
方法自体は沢山あるわけじゃありません。
とってもシンプルです。
最初に漁で例えちゃったのですが、制作会社さんを漁船会社だとすると
釣果が大きそうな制作会社さんは恐らくマグロも挙げてるだろう!
的な発送が成り立つので、その漁船に
「わたくし、マグロを取るのが得意なんですが!」
と話しかけに行く感じです。
釣果が大きくなくても「マグロ専門」漁船に
「わたくし、マグロを取るのが得意なんですが!」
と話しに行くのもありですよね。
このマグロをshopifyに置き換えて考えると
・WEB制作案件を沢山持ってそうな会社はshopifyもやってる
・shopify専門業者はshopifyを当然やってる
の2つの仮説は成り立ってきますので、その会社さんに向けて
「わたしshopifyでサイトを作れるのですが」
と声をかけて行く感じです。
「いま人手足りてんだ、わるいねぇ」と言われる事もあるでしょうが
「おおっ!丁度人手足りなかったんだ。うちの船手伝ってくれ。」
と言う事もあるでしょう!
あとこれはヒント的な要素ですが、またいったん漁の話をすると
「マグロ取るのが得意」
って言ってた人が、全然マグロを釣らない問題と言うのがあります。
要するに「出来る」って言ってたのに全然出来ないパターンです。
これはshopifyは本当にたびたび目撃する話で
「前任者が3回飛んでるですが・・・」
なんて相談で僕の所に来ることもあります。
「来週までにマグロを5匹納品する約束なのに、全部カツオなんです!」
とマグロ釣れる!って言ってた人が堂々とカツオを納品してるくパターンも
何回か目撃しています。
shopify作れるって言ってた人が、最終的にわからないから見た目だけ取り繕って納品してきた結果
見た目は実装出来てても機能不全を起こしている
こんな現状なので漁船側も「ほんとにあんたマグロ釣れるの?」って
半信半疑な事も多いので、その為にも僕は
CSでも知り合いでもいいから実績をひっさげるのが良いと思っています。
クライアントワークがわかるのは強い
話は強引に「クライアントワークが出来る人が強い!」
って話になるのですが、これがエンドも制作会社も受注する為の必須要素です。
クライアントワークってECサイトでは肝なんですよ。
WEB制作者ってどうしてもフロントエンド実装に偏りがちな知識
になってしまうのですが、ECサイトはフロントだけではないです。
バックエンドのシステムを実装できるの共また違う
クライアントワーク
と言う要素がデカいです。
だって想像してみてください。
「売れたらどうやって、shopify上で処理するんですか?」
とか絶対聞かれますよね?その時、WEB制作者さんの場合は
結構な率で、お客さんの仕事を想像できないんですよね。
特にIT畑出身者は「物流」と言うよりか「物体が移動する」
商売その物に馴染みがありません!
ECサイトは「データ」と「物」が存在するので
その事を考えたクライアントワークが必要です。
エンドクライアントさんは「物」に対してはプロだったりしますが
ITに関しては素人です
たいして制作会社さんはITに対してプロですが
「物」に関しては意外なまでに弱かったりします。
フリーランスとして仕事をしていく上で「クライアントワーク」は
そのエンドも制作会社も双方が「得意ではない場所」何ですよね。
なのでそこを補佐できると結構な確率でお仕事に繋がったりします。
僕がよくツイッターとかで
「おじさん有利」
と発言するのですが、おじさんでフリーランスを目指している人って
元々は「物」が存在する商売をしていた人が多いので
「物」のプロだったりするんですよね。
その「物」のプロがITを覚えたらどうなるのか?
そう、多少ITスキルが低くても「双方の間に入り込める人材」に
なり得るわけですよ。
大きくわかると2つ、両方に必要なのは?
と言う事で「フリーランスshopify制作」と言う観点で言うと
・liquidが書ける
と言う誰もが思うアドバンテージも勿論有利なのですが、
意外なまでにクライアントワークが有利だと言う事も念頭に
置いて自信を成長させると良いでしょう!
ちなみにリキッドマスターズではクライアントワークの観点や
お客さんが悩みそうな部分についても教えていたりしますよ。
もちろんshopifyだからこそ「この悩み出るんだよ」とか
そう言ったリアルな話も含めながら聞ける所が、
制作者としてライバルとの差別化要因でもあると思っていますので^^